2009年4月6日月曜日

第1回 1970年代のスーパーカー




 このブログは、不定期に更新します。気が向いたら読んでみてください。 


 第一回目の写真は、一昨年インテックス大阪で、やっていたイベントでの1枚、いわずと知れた本物の「ウルフカウンタック」です。 大阪のフォルムでレストアされたものだったと思います。とてもきっちりとした出来で、アニバーサリーなどと造りが違うほどでした。  


 これから、書いていきたい「21世紀のスーパーカー」の原点の車が、この「ウルフカウンタック」です。 【今から30年前、僕が、小学3年生の正月にタミヤのラジコンカー「ブラックカウンタック競技用スペシャル」を造りました。とてもかっこよく、がんがん走らせ、ボディーがぼろぼろになっていました。 最終的には軽量化のため、タミヤのフェアレディー280Z(ポリカーボネット)に変更し、その当時作ったカウンタックボディー2個は破棄してしまい、惜しい思いをしていました。3年位前ヤフオクで白と黒のボディーをゲットし、未製作で現在保管中です。】


 30年前、巷がスーパーカーブームで、車好きは、ランボルギーニ、フェラーリ、マセラティー、ポルシェと時速300キロ以上とカタログデータでうたっている車をスーパーカーと認識していたと思います。今のようにカー雑誌社が、試乗車を借りてテストできる時代でもなかったようで、本当に時速300キロ出るかどうかなど関係なく、スーパーカーは、そのスタイリングが重要で、ウエッジシェイプ、ミッドシップ、V12気筒orTURBOエンジンが仁義だったと思います。


 1970年から39年経った2009年、21世紀になって9年目の現在、スーパーカーは、どんな進化をしたでしょう?


 今年のジュネーブモーターショーでイタルデザイン『Namir』(0-100km/h加速3.5秒、最高速300km/h超、燃費39km/リットルのハイブリッドスポーツのコンセプトカー:右上の写真)を発表していました。が、今の小学3年生がその車を見て、30年後に憧れた車として記憶に残っているでしょうか?


 性能は、年々向上し、日産GT-RspecVやパガーニゾンタR、ランボルギーニ・ムルシエラゴLP 670-4スーパーヴェローチェなど今年すごい車が出ましたが、あくまで、レーシングカーを街乗りも出来るようにしたスーパースポーツカーです。  僕は、性能は日産GT-Rの足元にも及ばない「ウルフカウンタック」を30年経った現在も憧れ、未だに超えるスーパーカーは現れてくれません。


 なぜなんでしょうか?・・・・・・・つづく。

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